オートマプレミアからオートマへ

まず始めに、オートマ→オートマプレミアの2種類のテキストを読むことが一番力がつく方法であることは間違いありません。


1つの事項を2種類の(同じ著者でも、異なる著者でも)テキストで2方向からの記述で読むことの、理解を深める効果が大きいことは、学生時代の勉強でも実感されている方が多いのではないかと思います。(ただ司法書士試験においては私にはその余裕は無かったです)


私の場合、およそ2年間の間、「オートマプレミアだけ」を「通勤時間だけ」に絞って読んでいたことが問題ではなかったかと感じています。
1)電車の中では六法を引き引き読めないので、条文に立ち返ることができていない。
2)不登法、商登法において、具体的な登記申請情報例や登記記録例を視覚的に眺める機会が少なくなる。
3)コンパクトに情報がまとまっている反面、その行間の、より基本の部分に抜けが生じた事項があったように感じる。(もちろん本の内容ではなく私の理解にです)
ためです。


そこで、(今年は基礎の再確認がテーマの1つなので、)民法、不登法、会社法(商登法)、民訴法は、オートマの最新版をあらてめて購入し(民法はその直後に2019年受験用でも改訂版がでましたが。。←もちろん買いなおしはできません。オートマでは覚悟すべきことですね)、通勤電車+自宅勉強時間の両方で、読んでいます。


オートマ不登法などは、初めて勉強に取り組んだ際に、「初学者にとって本当に分かりやすい記述方法なのかな?」という疑問はあったのですが、ベテラン受験生となった今は、オートマプレミアと比べても非常に読みやすく、読み物として面白くも感じ、また、まだまだあらためて気づかされる点もあって、なかなか良い感じです。


オートマ(+自宅読みも取り入れる)にすることのメリットは、先の1)~3)の裏返しになります。デメリットとしては、通勤電車で読むには重量が重い(←半分冗談です)ことと、どうしても1冊を読み切るまでの時間が長くなることですが、今年はそこに時間をかけるという方針なので、続けていきたいと思っています。
(直前期に、知識の整理と2方向からのインプットを目的として、プレミアも再読するくらいの余裕があれば理想です。その余裕ができれば良いなあ。)


→ つぎの試験で無事合格し、新ブログに移行しました。