直前に頭に入れること①持分会社

テキストを読んでも普段はノートを作ることはしていませんが、直前期には、テキストの余白ページなどに表を作って頭に入れなおす事項があります。


会社法などは、あまり表を作り過ぎても、かえって頭に入らない(ストーリーづけ、理屈づけして覚えた方がよい事項が多い)ので、どうしても単純に頭に入れざるを得ない、という事項に絞っています。
今回は、そのうちの1つ「持分会社」を(自分の勉強にもなるので)まとめてみます。


下記のリストがしっかり頭に入っていると、
例えば、定款の記載事項の変更であれば、原則として、総社員の同意がいるし、登記事項にすぎないものの変更であれば、業務執行社員の過半数の同意で良いとか、何か変更あったときにそれが登記事項であるのか、ないのかなどが、即座に判断でき、できる問題が多いです。


【定款の記載事項】
1)目的
2)商号
3)本店の所在地
4)社員の氏名または名称および住所
5)社員の責任の別(有限or無限)
6)社員の出資の目的およびその価格または評価の標準


【合名会社の登記事項】
1)目的
2)商号
3)本店・支店の所在場所
4)存続期間、解散事由の定款の定め
5)社員の氏名名称および住所
6)代表社員の氏名名称(代表しない者がいる場合のみ)
7)代表社員法人の職務執行者氏名および住所
8)公告方法
>>>>>以上を「A」とします。


【合資会社の登記事項】
「A」1)~8)
9)社員の有限責任か無限責任かの別
10)有限責任社員の出資価格とすでに履行した価額


【合同会社の登記事項】
1)目的
2)商号
3)本店・支店の所在場所
4)存続期間、解散事由の定款の定め
5)資本金の額☆
6)業務執行社員氏名☆
7)代表社員の氏名および住所☆
8)公告方法