直前に頭に入れること②刑法
刑法の得点推移 3/3 → 3/3 → 3/3 → 2/3
刑法は、オートマプレミアを期間中2~3回読み、オートマ過去問をするだけで、今回もそれ以上のことをする余裕はありません。
ただ、長年やっても、どうしても、しっかりと記憶が定着がしない事項があって(まあたまにしか勉強しないから)、下記のものは、語呂合わせなども使って、直前にまとめて頭に入れるようにしています。
(私の受けた本試験では問われたことはなく、細かすぎるのかもしれませんが。。)
①執行猶予
初度の執行猶予
対象者:禁固以上の刑に処されたことのない者
(執行終了・免除日から5年経過している者でも良い)
対象刑:3年以下の懲役または禁錮、50万円以下の罰金
保護観察:任意的
再度の執行猶予
対象者:執行猶予期間中に罪を犯したが、情状に特に酌量すべきものがある者
(保護観察中の者はダメ)
対象刑:1年以下の懲役または禁錮(罰金はダメ)
保護観察:必要的
執行猶予の(必要的)取り消し
執行猶予の期間中に実刑に処せされたか、処せられたことが発覚したとき
②賄賂罪
単純収賄罪、受託収賄罪、加重収賄罪、事前収賄罪、事後収賄罪、第三者供賄罪、あっせん収賄罪
このうち、請託がなくても成立するのは、単純収賄と加重収賄。
不正行為をしたことが成立条件となるのは、加重収賄、事後収賄、あっせん収賄。
③放火罪
現住建造物等放火罪 (抽象的危険犯)
他人所有の非現住建造物等放火罪(抽象的危険犯)
自己所有の非現住建造物等放火罪(具体的危険犯)
建造物以外への放火罪 (具体的危険犯)
→ (例)他人のもの(建造物以外)に放火し、危険が生じなければ、器物損壊の問題
④その他呪文のように覚えるもの
横領罪と傷害罪に未遂はない。(背任罪に未遂はある)