改正民法の勉強

試験に合格しても、今後の業務に関わる改正民法は、重大な関心事です。


司法書士試験終了後、(受験番号記載ミスもあり)合格の自信はなかったので、改正民法の勉強を開始するため、7月中旬には、下記を購入しました。


a)オートマ民法(改正民法版)
→特に改正点の解説は無し


b)オートマプレミア民法(改正民法版)
→特に改正点の解説は無し


c)ケータイ司法書士プレミアムNEO民法
→森山先生の民法新旧条文と改正点解説


d)一刀両断!民法大改正完全解説
→山本先生の民法改正点解説テキスト


e)デイリー六法最新版(これは7月中旬ではなく、最新版が出る都度です)
→条文に集中でき、隣接条文も一覧し易く(例えば民法「弁済」だったら、隣接条文全てをざっとながめることの効果は大きいと思います)、また引用条文の内容のカッコ書きがあって特に会社法条文が非常に読みやすくお薦めです。


改正民法を勉強するにあたり、新人研修などの参考書としては、「リーガルベーシス」などの専門書が推薦されていますが、まずは、せっかく購入して愛用してきた上記試験用テキストを使います。


パターン①
「一刀両断」+「NEO民法」で改正点だけを集中して学習する。


パターン②
「オートマプレミア」+「NEO民法」
オートマプレミアでストレートに改正民法を学習し、条文を参照する際に、NEO民法で改正点をチェックする。


パターン③
「オートマプレミア」+デイリー六法
オートマプレミアでストレートに改正民法を学習し、例年にも増して六法でしっかり新条文を身に着けるようにする。


※パターン②、③は、オートマプレミアの代わりにオートマでも、もちろんOK。


今年の試験対策としては、上記①、②は、数回だけやって「軽く頭には入っているように」して、直前期に向かうにしたがって③中心で良い、と考えていました。


「改正点」をあまりに意識して詳細まで記憶しようとするのは、少し息苦しい感じの勉強であるような気がしますし、今年こそは、新条文の意味するところをしっかり身に着けることが肝要のような気がしているからです。


運よく、試験対策としての勉強は要らなくなりましたが、実務に関わる改正民法の勉強の前段階として、パターン①とパターン②(物権編は飛ばして)は、他の研修等の準備の合間にやっています。