今年の試験を振り返る①午後記述ー不登法

記述式答案用紙の受験番号を書き間違えたのは置いといて、
(本当はとても置いておけないけれども、やってしまったことは取り戻せず、10月までこのことだけを悶々と考えていても何も起こらないので、ダメの確率が高いことを受け入れるしかありません。淡い希望は捨てきれませんが。)
今年の試験を振り返ります。まずは記憶が確かなうちに、記述式から。


今年の午後の試験の感想としては、「本当にしんどかった」しかありません。
2年くらい前までの、勉強が足りていないことを自覚していて「受かればラッキー」くらいの心構えで受けているときは、やはり途中で記述式を全部やりきることをあきらめているので、そんなにしんどい記憶はなかったのですが。
今回の受験直前も、緊張感というより、また午後3時間、しんどい思いを必ずするんだろうな、という恐怖感というか憂鬱な気分が大きかったです。


今回の試験では、午後の記述式に取り掛かれたのが、14時20分。マークシートの想定所要時間は60~70分にしていましたが、10分オーバー、しかも「合っている」という手ごたえの問題が少なく、久々に基準点も大丈夫?という不安感のなか、記述式スタートです。


そのような気分の中、あと100分で2問分の大量の問題用紙を読まなければならないのには、本当に気持ちが折れそうになりますが、折れた瞬間に負けが確定なので、「とにかく考えるのをやめるな。でも考え込むな。手を動かし続けろ。」という自分への言い聞かせの始まりです。


第一欄(1)
事前通知の手続き-文章はともかく内容はだいたいOKと思う。
他の方法ー資格者代理人による本人確認情報はOK、公証人によるものは書けず。


第2欄(1)所有権移転登記 OK
ただし、敷地権分の登録免許税は最初から計算しないと決めました。
敷地権の登免税の計算方法は、理解している受験生が多いだろうに、あせっている中で時間内に正確に計算できる能力だけを試しても仕方ないとも思いますが、私にはその能力はありません。


第2欄(2)持分全部移転登記 OK(敷地権分の登録免許税を除く)


第2欄(3)抵当権抹消登記 OK
添付情報一部間違え、敷地権の1つが賃借権であることが頭から抜けているので登免税も間違い。


第3欄 文章はともかく内容はだいたいOKと思う。


第4欄(1)根抵当権登記名義人住所変更登記 OK(登免税を除く)


第4欄(2)根抵当権極度額変更登記 OK


第4欄(3)所有権移転登記 OK(添付情報一部、敷地権分の登免税を除く)


第4欄(4)登記不要 OK


不登法記述式は、昨年の問題から、登記内容そのものは素直なものが多く、考えがとまることはありませんでしたが、「本当にこれでいいのか」と何度も何度も問題用紙のいろいろな個所を振り返ってみるので、思いのほか時間を要します。


普段の練習で、ノープレッシャーであれば、40分程度でできる仕事と思いますが、本番ではたっぷり60分使いました。残り40分で商登法です。
→もっともっとしんどくなります。


不登法記述式の対策としては、下記しかないのかなと今は思っています。
①オートマ記述式 基本編+応用編の最初の3問くらいの基本事項の内容に精通する。
 (今年は1巡しかできなかった)
②本番の過去問形式に対して、時間の負荷をかけて、できるだけ少ない時間で、大ミスなく答案をまとめる練習をとにかく、とにかく繰り返す。
(今年は過去問3~4問分くらい)