今年の試験を振り返る②-午後記述商登法

不登法の記述を終えて、残り40分です。
とにかく最後までがんばろう、と自分を励ますだけです。


始めに、
・白紙は点にならないので、最後まで解答欄を埋めることを第一目標とする。
・登記できない事項を考えこむ時間はないので、即時判断できないものは、登記できるものとして書く。
・不登法記述の手ごたえがまずまずなのが救い。何とか5割の点確保が目標。
と決めて、スタートです。


第1欄
株式の分割登記 OK


発行可能株式総数の変更 OK


吸収合併による変更登記 OK
→ 直前に「みるみるわかる商登法」を読んで、普段の練習では書く機会が意外と少ない、本店移転登記、有限会社の株式会社移行登記、吸収合併、株式交換、吸収分割、新設分割、組織変更の基本ひながたを振り返っていたのが良かった。
「自己株式には発行株式を割り当てないよな」という基本事項も、本番では何となく「本当に合っているのだろうか」と不安にはなりましたが。


代表取締役である取締役A死亡登記 OK
取締役H就任登記 ✖間違い
→議決権の数を慌てて計算し、登記できないと判断した。これは冷静でも間違えていたと思います。(相互保有株式?)


登免税 OK


添付書面
資本金の額の計上証明書、登録免許税に関する証明書
→問題文を読んでいるときは頭にあったが、書いた記憶なし。ほかにも細かいミスあると思います。


第2欄株主の氏名 ✖間違い


第3欄
取締役Fの辞任登記 ✖間違い
→帰宅した後、自分は別紙13を全く読んでいない!ことに気づきました。


取締役Bの退任登記 ✖間違い
→事業年度の変更を考えることは、全く余裕なく、あきらめ。


その他役員、会計監査人の退任・就任登記 OK


「監査役の監査の範囲を限定する旨の定めの廃止」と書いた。△を期待。
→「会計に関するものに」を書く時間も惜しい状態。文字もどんどん汚くなっていく。。


登免税 OK


添付書面
定款、辞任届(Fの辞任登記を書いていないので当たり前ですが)が抜け、就任承諾書を区分けしてきちっと書けていない。


第4欄
文章はなっていないが、大会社になったので会計監査人設置義務が生じたことは書いたと思う。


ここで、試験時間終了。記名や受験番号の記入を振り返る余裕は全くなし→悲劇へ。


やはり、時間的なあせりが大きく、第2欄以降はメチャクチャになりかけています。
以前のブログで、6割の手ごたえと書きましたが、あらためて振り返ると、4~5割を何とか期待、というレベルだった。


今年の商登法記述式は、もりだくさんに色々なことを聞かれたな、という印象です。それを一つ一つ短時間で処理していくことが本当に大変で、やはり満足にできていない。


オートマ記述(商登法は基本編も応用編も全部)の内容に習熟するだけではなく、スピードという観点からも実力をつけていかなければ、いつも後悔させられるような気がします。