研修の飲み会にて(2)

勤続25年以上のサラリーマンで、今の仕事を続けること(すなわち試験に落ちること)を前提に、「もしも受かったら、それからどうするか考えよう」と思っていたので、8回目の挑戦で合格したのに、今一つ、合格の実感や達成感がわいてこなかったのが、正直なところでした。(不合格慣れしていたとしかいいようがありません)


一方で、研修などで先輩や同期のかたの話をお聞きすると、
・今までの人生で一番の大きな達成感。(同期の方)
・人生最大の転機。(同期の方)
・大変な試験を合格されて本当におめでとう。当然、資格を活かした仕事をされるのでしょうね(研修などでの講師の先輩方の話し方の雰囲気)
→ 本当に新しい仲間を迎えるという雰囲気で、お話して下さいます。


という感じで、ようやく、自分もその中の1人であることの実感がでてきました。


また、東京や神奈川などを除くと、各県の合格者は多くても20~30人なので、同期の合格者の連帯感も自然に生まれてきます。
前回、司法書士試験は、マークシート基準点を超える人の中での順番待ちと言いましたが、合格者受験番号の恐ろしく飛び飛びなのを見るにつけ、
「何度も何度も挑戦している中で、今回は運よく(たまたま記述式ができたなど)、合格できた。そのような幸運を同じ年に得られた同期合格者には、何とも言えない縁を感じる。」
という感じの連帯感のように感じます。


すぐには、サラリーマンの仕事を投げ出すわけにはいきませんが、新しい転機になるのは間違いなく、大変前向きな気持ちで新年を迎えています。