使用した教材(2)

3)記述式対策
→①オートマ記述式


土曜日、日曜日に1問ずつ解くペースで毎年1周程度ですから、版を重ねて8周くらいしたことになると思います。(今となれば、もっと力をいれるべきでした)
勉強し始めは、解答をチラ見してから解き始めるなど、ほとんど問題演習になっていませんでしたが、ここ2年くらいは、何も見ずに、8~9割くらいはできるようになっていました。


ただし、オートマ不登法は、基本編+応用編の最初の3問くらいで十分だと思います。山本先生も前書きで書かれているように、応用編は相当な難問であり、それにこだわってしまうと、時間を要するのに自信喪失してしまうという逆効果になりそうです。


また、オートマの問題と、本番の別紙方式の試験は、形式的にだいぶ感触が違うところがある(皆さんもそう思われるのでは?)ので、過去問などで、時間を使う感覚を含めて、演習が必要だと思います。
私の場合は、本番の午後の試験が一番の演習(?)になった気がします。
本当に玉砕して心砕かれていますので、演習とは言いたくありませんが。。


合格2年前の試験 : 70分中20分くらいで商登法を書きなぐり、4点!
合格1年前の試験 : 110分かけて記述基準点を初めて超えるが総合点4点足らず
今回の試験    : 100分で、特に商登法で本当にしんどい思いをする
→ 午後の部だけは、もう2度と体験するのはいやです。


一方で、本番試験で聞かれる論点に対し、合格点をとる内容というのはオートマ記述式に十分含まれていると思いますので、結局は精度と本番でそれを使う力になります。


→②みるみるわかるシリーズ


とても分かりやすいテキストだと思います。オートマの副読本としても理解が深まりました。


また短時間で読めるので、直前に下記を振り返って頭に入れることができ有益でした。


不登法:
 何番抵当権をA持分の抵当権とする変更
 何番根抵当権の根抵当権者をAとする変更 など


商登法:
 特例有限会社の株式会社への移行
 吸収合併
 株式交換
 吸収分割
 株式移転
 新設分割
 本店移転


問題演習では、上記は意外と実際に書く機会が少ないので、本番で迷いなく書けるようになっておく効果は大きいです。
今年の本番では「吸収合併による変更」をすらすら書けた心理効果は大きかったです。
一か所でも心理的にひっかかると、その後の全てがボロボロになる経験を何回もしたので。。